Nuanceについて

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「自分で着たい」を大切にしたウェディングドレス

数年前からウェディングのスタイルは変化をみせています。大きなホテルで盛大に催す結婚式とは対照的に、親族のみの結婚式や、親しいゲストだけを呼んだレストランウェディング、さらには屋外で行うガーデンウェディングなど、アットホームでありながら こだわりのある結婚式を挙げる方が多くなっている印象です。

そして、そんな新婦の感性に響くドレスとして、煌びやかなものではなく、シンプルなドレスが求められるようになってきました。ただ、日本の結婚式で使われるウェディングドレスは、外国の方の体型を前提に作られた海外のドレスをインポートするか、昔ながらのザ・ドレスといった煌びやかで古いパターン、使いまわすことを前提とした強度の高い(肌触りの悪い)重たい素材のドレスが依然として提供されています。

そんな状況の中で、自分自身の結婚式やそこで着るであろうウェディングドレスについても考えるようになっていました。ただ、「自分で着たい」というドレスは見つかっていませんでした。

私は、アパレルのデザイナーでしたので、その頃たまたま友人の結婚式で作成する機会があり、私が作ったドレスを纏い友人が喜んでいる顔を見て、自分でウェディングドレスを作っていこうと、2016年にウェディングドレス・ブランド「Nuance」を立ち上げました。

ブランドコンセプト

新しいブランドのコンセプトは、"奥ゆかし"

日本語の奥ゆかし(い)とは、
奥はそのまま、「奥の方へ、奥まで」.ゆかしいは、動詞「ゆく(行く)」の形容詞形「ゆかし(行くし)」で、「行きたい」という意味. 「奥まで(見に・触れに)行きたい」というところから、奥ゆしいは「心がひかれて、その先が見たい・知りたい・聞きたい」「奥の方へ心がいざなわれる」という意味合いが由来です.

何か一捻り、一癖あるものを作らなければという考えは捨てさり、ブライズの本当の美しさ、それを表現するために必要十分な装飾を意識し、日本的な美学で表現しています. 人生最良の日に、ブライズが今をどう生きているか、これまでの人生をどう過ごしてきたか、お召しになる方それぞれの美しさやスタイルを表現し、お召しになった方のことをより知りたくなるようなドレスとはなにかを考え、デザインし、アトリエで自分たちで製作しています. 

1stラインは、大人の女性の品を感じさせつつも、自然体で着られるデザインでお作りしています.
2ndラインは、トレンド感溢れるシンプルなデザインの中に女性らしい柔らかさと上品さを兼ね備えたラインナップです.
サステナブルラインは、サステナブル素材を80%以上使用してお作りしたドレスになります.

全てのラインは、お召しになる花嫁さまの為に、肌触りや質感を重視し、長時間着ても疲れず、自然体でいられるように、通常のドレスの半分以下の重さの軽やかな作りが特徴です*

Nuanceでは、神奈川県・鎌倉に構えるアトリエで、一着一着手作りで作成しております.
鎌倉サロンも同じく鎌倉駅西口から徒歩3分と駅にも大変近く、周りには有名な観光地や美味しいお店がたくさんあります. サロンは2部屋、それぞれ個室でご案内しており、プライベートな個室がとても人気です. 鎌倉は都内から1時間弱、横浜駅から30分弱と都心からのアクセスも便利な立地ですので、是非、観光と合わせてサロンにご試着にいらしてください.

 
 

Designer
大塚 由理 Yuri Otsuka

株式会社アダストリアのローリーズファームのデザイナーを経て、2016年にパラレルワークの形でNuanceを設立.
2017年よりブランドをリリース. 2023年3月3日にパリファッションウィーク(パリコレ)にてコレクションを発表.日本人ブライダルデザイナーとして桂由美氏に続く2人目.

 

 
 

Dress LOOK BOOK

1st line

Nuance

2nd line

Blanc by Nuance

Sustainable line